【第8回】「頑張る」「意識する」「気を付ける」は要注意!

ミーティングやレビューで指摘やアドバイスを受けた際、とっさに「頑張ります」「気を付けます」「ちゃんと意識します」といった返事をしていませんか?
実は、こうしたフレーズは具体的なアクションが見えないため、「要注意」とされがちです。
特に、成果重視のマネージャー層や経営層は、中身のない表面的な応対に対しては「いい加減だ」と嫌悪感を示すことも多いです。

ということで今回は、なぜこれらの表現が危険なのか、そしてどう改善すべきなのかを考えていきましょう。

1.なぜ「頑張る」「意識する」「気を付ける」が要注意なのか

2.具体的なアクションを提示することが大切

アクションの提示については、多少的外れでもOKです。

アクションの提示に不慣れな方は、そもそも「どういう型で考えればいいのか?」から悩んでいるように思えます。
そのため、まずは以下のフレームワークで考えていくところから始めましょう。

  • 何を: 具体的な行動・業務内容を明確にする
  • いつ: 時間帯、頻度、期日などを設定する
  • どうやって: 方法論や手順を考える
  • 誰と: 必要があれば協力者や担当者も明記

例えば、「定例会議のアジェンダを○月○日の○時までに作成して、○○さんに10分程度で確認して欲しい旨を依頼する」といった形で書き出せば、十分具体的なアクションになります。
慣れるまでは適切な内容にならないかもしれませんが、まずは型に沿ってやっていきましょう。
その内慣れて、自然と中身もついてくるはずです。

3. とは言え、「的外れ」にならないための筋も押さえる

まずは、相手が本当に求めているゴール(どういう状態を求めているのか)を確認しましょう。

また、小さくても「本質に迫る要素」を盛り込むことで、「ちゃんと主旨が理解できているね」と評価してもらえます。
例えば、「毎日○件の問合せが埋もれて回答できていない」であれば、「回答時間を確保する」といった表面の対応だけでなく、「複数人で問合せの対応状況を共有できる仕組みを作ろう」など、「なぜ起きたのか?」を掘り下げて見えてくる改善策に取り組むことです。

更に、やりっぱなしで終わりではなく、「○日前からこういう対策に取り組んでいて、今はこういう改善が見えています。なので、継続していきます」といった、主体的な振り返りと状況報告があると、さらに信頼度が高まります

5.まとめ

仕事で指摘やアドバイスを受けたとき、特に忙しくて余裕がない時は、つい「頑張ります」と言ってしまいがちです。
これからは、そのようなその場しのぎではなく、具体的な行動計画を提示してみましょう。
多少ズレていても、真剣に考えている姿勢は必ず伝わりますし、上司やチームも建設的なフィードバックを返してくれるはずです。


「行動を変える」→「振り返る」→「必要なら修正」

このサイクルを回し続ける中で、成果を重視するメンバーや経営層からの信頼も着実に高まっていくでしょう。

是非、チャレンジしてみてください。